ゆぺくん、オンラインでのゲーミング英会話を始めました!
が、我が家には合わず2か月で辞めました。笑
どんな感じだったか、ちょっとだけ記録しておきます。
英会話を検討したきっかけは、英検の勉強を始めてから。
初回の過去問であまりに会話文を理解できておらず…。やはり耳を鍛えたいのとアウトプットの機会が必要なのかなと思ったからです。
習い事ですでに毎日埋まってしまっているので、お教室に通うのは無理。ならば隙間時間にできるという、今流行りの「オンライン英会話」を探してみることにしました。
ゆぺくんは、英語は塾でいっぱいやらされていると思っているので、これ以上お勉強的なことはしたくないというのと、そもそも恥ずかしがり屋です。なので、「英会話」を始めるということ自体のハードルが高い。まずは「オンライン英会話」という、今まで経験したことが無いこと自体を始めるための、とっかかりとしてはゲーミング英会話が最適かなと思いました。
一番初めにゆぺくんになんと声掛けしてゲーミング英会話をやることの承諾を得たかという肝心のやり取りを忘れてしまったのですが、「マイクラやりながら英語のレッスンができるんだよ。やってみる?」のような感じで聞いたんだったかな。「人気がありすぎて順番待ちだから、当選したら出来るんだよ。」と、わざとレア感をアピールしておきました。
「当たったから来月から出来るようになったよ!」と伝えた時には、思ったより反応が薄かった気がします…。なぜなら、ゆぺくんは普段からゲームもテレビも制限されていないので、「ゲームできるよ!」というのは、まったく響かないんですね。笑
いざ、受講してみると「これは…うーん。笑」といった感じでした。
以下に「うーん。」な点を紹介しておきます。
※あくまで個人的な感想です。先生や一緒に受講するメンバーにより異なりますのでご了承ください。
・黙々とゲームをしていて無言の時間がある
初回はゆぺくんがニューフェイスということで、自己紹介的な会話がありましたが、2回目からは一応用意されているテキストの会話は授業の初めと終わりに読むだけで途中、会話もなく15分くらい黙々とゲームをしている時間もあったり…。時間がもったいないと感じました。
・とにかく日本語での会話が多すぎる。
英語での聞き方が分からず日本語で尋ねても、日本語で返ってきて終わりなので、全然英会話の練習になりません。
ゆペくんのクラスにはゲーミング英会話のベテラン君と思われる子が1人いました。すごくおしゃべりな子なのでムードメーカーにはなってくれているのですが、先生にガンガン日本語で話しかけちゃうので、始める前は「英語で話さないと。」と緊張していたゆぺくんも流されて日本語で質問するように…。
元々日本語禁止というわけでもありませんが、せめて先生が英語で言い直してくれるとか、もっと「in english!」を徹底してほしかったのが正直なところ。初級クラスなのでこんなものなのかな。日本語でのやり取りを毎回「英語で言ってみて?」という流れであれば随分違ったと思います。
・レッスン時間が長い
始める前に、レッスン時間が80分というのは随分長いなとは思ったんですが、結局ゲーミング英会話という特性上、最初の数十分はうまくログインできていない子への対応だったり、接続環境の確認だったりに費やされることが多かったです。そういった時間も考慮しての80分なのだなと思いました。あくまでゲーミング英会話なので、ゲームだけをしている時間ももちろん発生するし、英会話としての時間は実質10分くらいかなあ。笑
・顔が見えないレッスン
顔が見えないので、おしゃべりな子以外は結局先生に話しかけられるまでは黙々とゲームをしているだけということになります。これも先生次第なんだと思いますが。
そんな具合で、とりあえず、想像していたのと違って、ほとんど日本語での会話で終わってしまう毎回のレッスン。もっとすべての会話を英語に置き換えてくれたりするのかなと思っていたので、横で聞いていて、「もっと英語で言い直しさせて!」とやきもきしました。マインクラフトだけに、毎回のレッスンで子供達が自発的に口にする英語は、ほぼ「I'm dead」(死んじゃった)と「Oh! my god」(まじかよ!)だけという。笑
一応断っておくと、先生自身の印象が悪いということは決してありません。初心者にも優しく接してくださりとても良い人だったと思います。
ただ、肝心の「英会話」の分量がが少なすぎるー。他のクラスには、レッスンごとにレッスン内で使ったワードをたくさんチャットの共有スペースにアップしてくれていたり、もっと熱心な先生もいそうでしたが、やはりゲームをしながらというのは非効率なのが実感できたので、他のクラスを探すまでもなく退会を決めました。
ゆペくん自身は「楽しい!」と言っていましたが、それは「みんなでゲームをやるのが楽しい」だけで、「英会話のレッスン」が楽しいわけではなかったです。
ゲームを制限している家庭で、「ゲームはやらせたくないけど、どうしてもやらせるならついでに英会話の条件をつけてやらせる!」というように、ゲームができる唯一の時間がゲーミング英会話というなら、めっちゃありだと思います。ゲームが出来るってだけで子供は毎週楽しみに参加してくれると思います。
旦那は最初から「ゲーミング英会話なんて意味ないんじゃない」と言いながらも、見守ってくれていて、毎回「英語だろうが日本語だろうが、オンラインでましてや顔も見えない相手に対して発言できてるだけで意味がある。」と言っていました。(達観。)
うん。恥ずかしがり屋のゆぺくんが、頑張ってオンラインで受け答えをする経験ができたのは良かったです。(でもゲーミング英会話である必要はない。)
最初に書いた通り、「オンライン英会話」という今まで経験したことが無いこと自体を始めるための、とっかかりとしてはゲーミング英会話は良かったと思います。とくに、ゆぺくんのようなめんどくさがり男子に新しい習い事に挑戦させるためには「ゲーム」というキーワードが数倍もハードルを下げてくれました。
いきなり普通のオンライン英会話をやると言っても猛反発されていたと思いますが、多分、今後別のオンライン英会話を始める時にはスムーズに事が運ぶ気がします。
というわけで、今度はちゃんとお勉強要素が主のオンライン英会話を探してみようと思います。オールイングリッシュな英会話を求めて…。